1泊2日屋久島モデルコース!公共交通とスニーカーで巡る奇跡の島

世界遺産の島、屋久島へ1泊2日の旅に行ってきました! 縄文杉登山のようなハードな旅ではなく、公共交通機関とスニーカーで主要スポットを巡る、アラフィフひとり旅向けのモデルプランをご紹介します。 自然の迫力と、ユニークな屋久島グルメに感動した体験をレポートします。

屋久杉ランドの森の中の様子

屋久島1泊2日旅へ!公共交通機関での巡り方と移動の注意点

こんにちは!アラフィフみつです。

屋久島といえば、圧倒的な自然と神秘的な森のイメージですよね。レンタカーを借りる人が多いですが、私は今回、路線バスとタクシーを組み合わせて島を巡ることにしました。

屋久島の公共交通機関は?

屋久島の主要な観光地はバスでアクセス可能ですが、本数が少ないため、事前にバスの時刻表をしっかりチェックすることが必須です。

路線バス:島内の主要な港(宮之浦、安房)や空港、観光地を結んでいます。乗り放題になる周遊パスがお得でおすすめです。

注意点:バスの本数は非常に少ないです。特に最終便の時間には注意し、乗り遅れのないように旅の計画を立ててください。

今回のモデルプランは、体力に自信がない人でも無理なく回れる自然観察とグルメを重視した内容です。

ヒル対策は必須 屋久杉ランド(屋久杉自然館)の歩きやすい50分コース体験

屋久島の圧倒的な森のパワーを感じるために、まずは屋久杉ランドへ向かいました。

屋久杉ランドとは?

屋久杉ランドは、標高1,000〜1,300mに位置する自然休養林です。有名な縄文杉までは行きませんが、樹齢1,000年を超える屋久杉や、さまざまな巨木を間近に見ながら、遊歩道を歩くことができます。

屋久杉ランドに立つ樹齢千年の屋久杉

ハイキングコースは、30分、50分、80分、150分といくつか設定されていますが、私は体力を考慮して50分のコースを選びました。このコースは、整備された遊歩道が多く、スニーカーでも回れるイージーなコースなので、気軽に巨木との出会いを楽しめます。

ヒル対策は必須!長袖長ズボンで

ハイキングコースを回る際の注意点があります。屋久島は亜熱帯の気候のため、特に夏場や雨上がりはヒルに要注意です。

屋久島に生息するヤマビルは、血を吸う際に麻酔成分を出すため、吸われていることに気づかないことが多いです。ヒルは、草や落ち葉の上からだけでなく、首元などからも入ってくることがあります。

暑くても、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避けてください。靴下の上からズボンの裾を被せたり、塩水スプレーやヒル除けスプレーを携帯したりするなどの対策をおすすめします。

対策をしっかりして、森歩きを楽しんでくださいね。

屋久杉ランドの森の中の様子

屋久島の絶景 二大滝を観光

屋久杉ランドで森の癒やしを堪能した後は、島の南側にある二大滝へ向かいました。 迫力満点の二大滝。
大川の滝(おおこのたき)は日本の滝百選にも選ばれている、落差88mの大迫力の滝です。滝壺の近くまで行くことができ、水しぶきを肌で感じられます。

屋久島にある日本の滝百選の一つ、大川の滝

千尋の滝(せんぴろのたき)は巨大な花崗岩の一枚岩の割れ目から水が流れ落ちる、スケールの大きな滝です。展望台から見下ろす形で鑑賞でき、写真映えする絶景スポットです。

屋久島にある大きな花崗岩の割れ目から流れ落ちる千尋の滝

これらの滝は、屋久島一周バスで巡ることができます。ただし、バス停から少し歩く場所もあるで、時間に余裕を持って行動してください。

屋久島いわさきホテルで鹿児島黒豚・さつま揚げ・幻の「亀の手」を堪能

私が宿泊した屋久島いわさきホテルは、大浴場や大きなお土産物売店もあり、ゆったり過ごせました。

屋久島いわさきホテル

屋久島いわさきホテルの内装

屋久島いわさきホテルの洗面所

館内着のムームーが可愛くて、気分が上がりました!(パジャマも別に用意されていました。)

屋久島いわさきホテルの部屋着(ムームー)

夕食でいただいた屋久島ならではのグルメがこちらです。

鹿児島黒豚:生ハムやロースステーキで堪能。特にロースステーキは、お肉が柔らかくて絶品でした。

ホテルで提供された鹿児島黒豚の生ハム

ホテルで提供された鹿児島黒豚のロースステーキ

さつま揚げ:鹿児島名物のさつま揚げ。お酒のおつまみにも最高です。

ホテルで提供されたさつま揚げ

亀の手:まるで亀の手に似た見た目をした甲殻類の珍味です。岩場にへばりついて育つため、採取が難しく、幻の珍味とも呼ばれています。磯の香りが強く、茹でて食べるのが一般的です。最初は少し抵抗がありましたが、食べてみると濃厚なカニのような味わいで、とても美味しかったです!

屋久島の珍味「亀の手」

旅の締めくくりは屋久島空港周辺で!名物レストランとお土産「ぷかり堂」へ

旅の最終日は、帰りのフライトまでの時間を利用して、屋久島空港周辺を散策しました。

屋久島空港内のレストラン

屋久島空港には、小さなレストランがあります。ここでは、屋久島名物のトビウオ料理や屋久島ラーメンなどが提供されています。私はここで、名残惜しく屋久島の味を楽しみました。焼酎も!

出発前にもう一度ご当地グルメを楽しめるのは嬉しいですね。

屋久島空港内のレストランで食べた食事、さつまあげ、トビウオ

 お土産屋 ぷかり堂

空港から少し歩いたところに、お土産屋の「ぷかり堂」があります。

屋久島空港近くのお土産屋「ぷかり堂」の外観

ぷかり堂は、屋久島の特産品や工芸品、お菓子などを扱うお店で、特にたんかん(柑橘類)を使った商品や屋久杉の工芸品などが人気です。旅の思い出を探すのに最適な場所です。

 

いかがでしたか?

屋久島は、縄文杉を目指さなくても、1泊2日でその神秘的な自然の魅力と、島のグルメを十分堪能できる素晴らしい場所です。公共交通機関を利用する際は、バスの時刻表をしっかり確認し、特に森を歩く際はヒル対策を忘れないでくださいね。

巨木や大迫力の滝から、黒豚や亀の手といったユニークなグルメまで、すべてが印象に残る旅でした。忙しい日常を忘れてリフレッシュしたいアラフィフの皆さんに、屋久島ひとり旅は自信を持っておすすめできますよ!