【三井オーシャンフジおひとり様クルーズ体験記#6】寄港地 済州島観光 済州の自然とグルメを満喫するモデルコース

こんにちは、アラフィフみつです。今回は、全室スイートルームを誇るクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI (三井オーシャンフジ)」に乗船してきました。
なんと、クルーズ旅は人生初!そして今回は、おひとりさまでの乗船です。

クルーズ旅では、寄港地ごとに観光ツアーが用意されています。
今回の済州では、行き先によって無料・有料を含む3種類のツアーがありました。
私はその中から、済州港発・世界遺産「城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)」を訪れる半日観光(無料)ツアーに参加しました。

済州クルーズ寄港地観光 世界遺【城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)】

船内では、寄港地ツアーの行き先ごとに集合があり、その後、順番に済州港で入国審査を受けます。入国審査といってもパスポートを見せるだけで、窓口へも順番に案内されるので混雑は一切なし。とてもスムーズでした。

クルーズ船の外へ出た画像

私が参加したのは、自然世界遺産・城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)を訪れる半日ツアー(無料)。標高182メートル、約5千年前の海底噴火でできた山で、2007年に「済州火山島と溶岩洞窟」の一部としてユネスコ世界自然遺産に登録されています。

バスは満席。済州港から城山日出峯まではバスで約1時間。ガイドさんは韓国の方ですが、日本語がとても上手で、道中、韓国や済州島の歴史、気候についてたくさん話してくれました。

出発時は青空だったのに、城山日出峯に近づくにつれてどんどん雲が濃くなり、到着時にはほぼ霧の中。海が近いので、外気と水温の温度差で済州島は霧の日が多いとのことです。

       城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)外観 城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)外観

ツアーでは1時間半の自由時間があり、霧が晴れることを祈りながら登山開始。

城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)からの景色

途中、うっすら街並みが見えたものの、山頂は真っ白で、美しいと評判の火口もまったく見えず…。

標準的に往復には50分要するとの案内がありました。ですが、山頂に着いたらすぐ下山し、往復30分で戻ってきました(笑)。

城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)からの景色

次回はぜひ、晴天の城山日出峯をリベンジしたいです!

城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)の碑

済州クルーズ寄港地観光 世界遺産・済州の海女文化を体験!アワビ刺身と海女博物館

済州島の海女さんたちは、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)のふもとの海辺にも、そんな海女さんたちがいらっしゃいました。

          城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)のふもとの食堂の海女さん

下山後、海沿いの小さな食堂では、海女さんがとったばかりの貝やナマコをその場で選んで購入し、調理してもらうことができます。

         
私もアワビを選び、お刺身で食べたいとお願いしました。

城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)でアワビの刺身

すると、お醤油とわさびのほか、玉ねぎ、わかめ、辛味噌もセットで用意してくれました。
わさび醤油で食べるのももちろん美味しかったですが、辛味噌をつけてもまた違った味わいがあり、とても美味!
さらに、わかめをサンチュ代わりにして、玉ねぎとお刺身を一緒に包んで食べるスタイルも最高でした。

この半日ツアーでは、Jeju Haenyeo Museum(済州海女博物館)にも立ち寄りました。

Jeju Haenyeo Museum(済州海女博物館)の外観
館内には日本語の説明もあり、済州島の海女文化についてわかりやすく学べます。
日本へ出稼ぎに行った海女さんも多く、10メートル以上も素潜りするという驚きの事実も知りました。
冷たい海に素潜りで挑む過酷な仕事に、泳ぎが不得意な私は改めて尊敬の気持ちが湧きました。

Jeju Haenyeo Museum(済州海女博物館)の様子

済州クルーズ寄港地観光 済州 東門市場&オリーブヤングでお買い物体験レポート

済州港からは、市場付近の観徳亭(クァンドクジョン)まで無料のシャトルバスが運行しています。バスに乗って約15分、観徳亭から東門市場(トンムンシジャン)までは徒歩10分ほどです。

市場付近の観徳亭(クァンドクジョン)外観

済州の東門市場は、島内最大規模を誇る市場で、新鮮な海産物や地元野菜、韓国のお惣菜、お土産品などがずらりと並んでいます。

観光客はもちろん、地元の人たちも多く訪れる活気あふれる場所で、夜になるとグルメを楽しむ人々でさらに賑わうそうです。

済州東門市場の屋台 済州東門市場の屋台

私は日曜日の昼間に訪れましたが、すでに市場はたくさんの人でにぎわっていました。特に目立ったのは、済州名物のみかんと魚介類のお店。中でも太刀魚の大きさには驚きました!

東門市場の太刀魚

市場散策も楽しかったのですが、個人的には「韓国に来たなら!」と、オリーブヤングでのショッピングの方がテンションが上がりました。オリーブヤングは韓国版プラザのようなお店で、コスメやお菓子、日用品まで揃っています。つい時間を忘れて買い物に夢中になってしまいました!
オリーブヤングのはしごまでしてしまったほでです笑

オリーブヤングの外観

済州グルメ 済州と言えばアワビ 海鮮ランチ!「珊瑚アワビ」で海鮮鍋を堪能

東門市場のある街の海沿いには、たくさんの海鮮レストランが並んでいます。
その中で私が選んだのは、「珊瑚アワビ」というお店。外からいくつかのお店を見て歩いたのですが、ここはお客様がたくさん入っていたので、きっと美味しいだろうと思って決めました。

珊瑚アワビの外観

メニューには英語や日本語の表記もあり、安心して注文できます。

珊瑚アワビのメニュー 珊瑚アワビのメニュー
お店のおすすめは「アワビがゆ」「アワビビビンバ」「海鮮鍋」の3つ。私は迷った末に、海鮮鍋を頼みました。
ただ、メニューの写真とは少し違っていて、アワビではなくトコブシが入っていました。でも、味は美味しかったので、良しとしましょう!

珊瑚アワビの海鮮鍋

韓国料理の楽しみのひとつ、小鉢もたくさん提供されます。この小鉢文化、私は大好きです。

珊瑚アワビの海鮮鍋と小鉢
周りのお客様を見てみると、アワビビビンバやアワビがゆを頼んでいる方が多かった印象です。
次に来たときは、そちらも試してみたいなと思いました。

この海岸沿いの通りに大きなスーパー(emart)もあります。お菓子や食品のお土産はここで購入すると種類もありますし、安いです。

済州の大きなスーパー(emart)外観

韓国旅行の必須アプリ グーグルマップが使えない?Naverマップをインストールしよう

韓国旅行では、グーグルマップが使いづらいことをご存じでしょうか?
韓国では国の安全保障上の理由から、詳細な地図データの提供が制限されており、グーグルマップでは正確な経路検索やナビ機能が十分に利用できません。

そのため、韓国旅行に行く前に「Naverマップ」をインストールしておくことをおすすめします。
Naverマップは韓国最大手のポータルサイト「NAVER」が提供している地図アプリで、韓国国内ではもっとも広く使われています。

使い方はグーグルマップとほぼ同じで、目的地の検索や経路案内もスムーズに行えます。さらに、日本語入力や日本語表記にも対応しているので、韓国語が分からなくても安心して使えます。

他にも韓国には「カカオマップ」など地図アプリがありますが、私個人としてはNaverマップが一番使いやすいと感じています。
韓国旅行を快適に楽しむために、ぜひ事前にインストールしておきましょう!

済州島観光まとめ 短時間でも自然もグルメも大満喫!

クルーズで訪れた済州島は、1日でも見どころたっぷり!
世界遺産・城山日出峯、海女さんグルメ体験、賑わう市場散策に地元の海鮮ランチと、短時間でしっかり楽しめました。
次回は、ぜひ晴れた日に再訪して、霧のない城山日出峯の絶景を見てみたいです!

次の記事では、アクティビティ・イベントについてご紹介していきます♪
どんな雰囲気か、おひとり様でも楽しめるか?体験したからこそわかるリアルをお届けします!どうぞお楽しみに〜!

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