立石寺(山寺)、『千と千尋の神隠し』のモデル銀山温泉 車無し1泊2日モデルコース【山形 1泊2日②】 

1泊2日、車なし、公共交通機関を利用して山形1泊2日のモデルコースです。車がなくても楽しむ事ができました。ざっとの旅程は以下です。

1日目
羽田(飛行機)7:15発→山形→米沢→上杉家御廟所→上杉神社→松岬神社→東光の酒蔵→べこや→高畠ワイナリー→山形城址→山形駅近辺泊
2日目
山形駅→立石寺→銀山温泉→山形空港 19:10発

今回は2日目、立石寺と銀山温泉です。

立石寺(りっしゃくじ) 所要時間は?松尾芭蕉の碑は?

山形駅7:55発の仙石線に乗り『山寺駅』へ(ICカード利用可、運賃240円)。山寺駅ではSuica使えました。

山寺駅の外観

山寺駅から徒歩すぐに立石寺の参拝口があります。

立石寺は正式には「山寺立石寺」と呼ばれています。創建は西暦860年頃とされ、最澄によって開かれたと伝えられています。


立石寺は、標高約300メートルの山頂に位置し、険しい石段を登ることで知られています。特に「登山道」には約1,050段の石段が続きます。

立石寺の入口

立石寺には、重要文化財に指定された建物や仏像が多く、古くから信仰の対象として親しまれてきました。

参道の入り口から約1,050段の石段を登り、山頂の『奥之院』へ。登頂には40~60分かかりますが、健脚の方なら35分ほどで到着可能 (私は自称ランナーなので35分で到着)です。
立石寺へのお参りは往復で2時間みた方が良いです。

立石寺の松尾芭蕉の碑

こちらが松尾芭蕉の碑です。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」有名ですね。

立石寺の階段

立石寺の階段を上り切った先の奥之院では、9時すぎにお坊さんが御朱印対応を開始してくださいました。
書き置きの御朱印はないため、御朱印帳を持参しましょう!

立石寺、山寺

立石寺、山寺

朝の清々しい空気とともに、肌もリフレッシュ。

立石寺
住所:山形県山形市山寺4456-1
電話:023-695-2843
拝観時間:8:00~17:00(季節により変動)
拝観料:大人300円、小中学生100円

山寺駅ランチ 山形グルメを堪能

立石寺参拝後、山寺駅近くの食堂でランチです。山形グルメ『芋煮セット』と月山ビールをたのみました。

山寺駅近くの食堂の芋煮セット

山寺駅近くの食堂での月山ビー

山形名物グルメといえば、芋煮、だし、しそ巻きですね。山形の郷土料理を味わえます。

二代目芋煮鍋

そうです!山形と言えば『芋煮』。山寺駅近くに二代目芋煮鍋がありました。大っきい!!

銀山温泉は千と千尋のモデル 銀山温泉のレトロな街並みを日帰り観光

山寺駅から奥羽本線に乗り、大石田駅で下車。そこからバス(運賃1,250円)に乗り、『銀山温泉』へ。
バス停から坂を下ると、風情あふれる温泉街が広がります。

銀山温泉(ぎんざんおんせん)は、山形県尾花沢市に位置する温泉地で、江戸時代初期に開湯され、湯治場として栄えましたが、大正2年の大洪水で一度壊滅し、その後復興を遂げました。
泉質はナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉で、切り傷や慢性皮膚炎、神経痛などに効果があるとされています。​

銀山温泉は千と千尋の神隠しのデル地の一つと言もわれています。
銀山温泉で有名な『能登屋旅館』は、ドラマ『おしん』のロケ地としても知られ、もちろん『千と千尋の神隠し』の旅館ではとも。

銀山温泉能登屋旅館外観

銀山温泉は、銀山川沿いに大正から昭和初期に建てられた洋風木造多層建築の旅館が立ち並び、幻想的な景観が広がります。

銀山温泉には観光スポットも多々あり、温泉街の奥には『白滝』や『銀山跡』など、散策にも最適です。日帰り温泉も楽しめますが、今回は足湯でリラックス。

銀山温泉の足湯

銀山温泉
住所:山形県尾花沢市銀山新畑
          大石田駅からバスで約40分
          バス運行:日中は約1時間に1本

銀山温泉の名物グルメ

温泉街入り口にある『とうふ屋』の揚げ豆腐は、外はカリカリ、中はフワフワで絶品!

銀山温泉のとうふ屋外観

銀山温泉とうふ屋の揚げ豆腐

とうふ屋
営業時間:9:00~17:00(売切れ次第終了)
定休日:不定休

旅の締めくくり

銀山温泉からは大石田駅や山形空港行きのバスが運行。私は16:10発のバスで山形空港へ。

銀山温泉バス停外観

銀山温泉のバス時刻表

 冬の銀山温泉はさらに美しいとのこと。次回は雪景色を楽しみに訪れたいです。

車なしでも楽しめた1泊2日の山形旅行、大満喫でした!