【2025年最新】西安の世界遺産「兵馬俑」観光レポ 入場方法・混雑状況・アクセス完全ガイド

アラフィフみつです。3泊4日で西安を旅してきました。
今回は西安といえば「兵馬俑」今回は兵馬俑についてのレポです(2025年3月)。
忘れてはいけないのがパスポート!ホテルの金庫に入れっぱはだめ!
入場時にID確認が2回あって、外国人はパスポートが無いとせ入れまん!

中国の世界遺産「兵馬俑」へ!圧巻のスケールな観光スポット

中国・西安市にある「兵馬俑(へいばよう)」は、世界的に有名な歴史遺産のひとつ。
中国の子どもたちが修学旅行で訪れるほど人気の観光スポットであり、世界遺産にも登録されています。

兵馬俑入口

兵馬俑は秦の始皇帝の陵墓の東側に広がる地下軍団で、紀元前210年頃、始皇帝の死後に彼を守るために埋葬されたと伝えられています。
1974年、地元農民が井戸を掘っていた際に偶然発見され、その壮大なスケールと精巧な造形が世界中に衝撃を与えました。

これまでに約8,000体の兵士や馬、戦車の像が発掘されており、すべてが等身大(約180cm)で、表情や髪型、装備が一体ずつ異なります。歩兵、騎馬兵、弓兵、将軍など、さまざまな兵種が整然と並び、まるで本物の軍隊のよう。

もともとは鮮やかに彩色されていた俑(よう 土偶です)たちも、現在は土の色に変わり、当時の姿を想像しながら鑑賞するのも魅力の一つ。
発掘は今もなお続けられており、兵馬俑の全貌はいまだ謎に包まれています。

兵馬俑は想像以上に混んでいた!平日でも通勤ラッシュ級の混雑とは?

平日の午前中に兵馬俑を訪れましたが、想像以上の混雑ぶりに驚きました。
兵馬俑入口の混雑の様子

気候が良かったせいか、3月は観光にぴったりのシーズンのようです。
西安の3月は朝晩はまだ肌寒く、気温は10℃前後ですが、日中は30℃くらいまで上がり、薄手の上着で快適に過ごせました。

しかし、その快適さもあってか、観光客の数はすごかったです!特に中国の方々の団体ツアーが多く、まるで通勤ラッシュの電車のような混雑ぶり。

         兵馬俑の混雑の様子 兵馬俑の混雑の様子

兵馬俑の立派な像を見に行ったのか、それとも人間の頭を見にきたのか…と冗談を言いたくなるほど、観光客の頭で埋め尽くされていました(笑)。

それでも、係の人によると「今日は空いている方ですよ」とのこと。
これで空いているなら、土日や中国の大型連休(春節やメーデーなど)は想像を絶する混雑になること間違いなしです。

兵馬俑の写真 兵馬俑の写真 兵馬俑の写真
特に春節は中国最大の連休で、国内外から観光客が押し寄せるため、避けるのが賢明です。もし落ち着いて兵馬俑を見学したいなら、平日の朝早くか夕方を狙うのがベスト。
ただし、どんなに空いていてもある程度の混雑は覚悟しておく必要があります。

兵馬俑の写真 兵馬俑の写真

歴史的価値のある兵馬俑ですが、その人気の高さを肌で実感する訪問となりました。

兵馬俑へのアクセスは?ツアーが便利

兵馬俑(秦始皇帝陵博物院)は中国・陝西省西安市の東約40kmに位置しています。西安市内からの主なアクセス方法は以下の通りです。

バスでのアクセス(安くて便利)  西安駅(東広場)発
遊5(306)路線バス:兵馬俑行きの観光バス。
所要時間:約1時間
料金:片道7元(約140円)
始発:8:00頃、終発:17:00頃(30分間隔)

タクシー・配車アプリ(快適だが高め)
西安市内からタクシー:所要時間40〜50分
料金:片道約150〜200元(約3,000〜4,000円)
配車アプリ「DiDi」も利用可能

ツアーバス(ラク&安心)
西安発着の日帰りツアーを利用すると、往復送迎&ガイド付きで便利。
料金:150〜300元(約3,000〜6,000円)

入場料 : 大人 120元(約2,400円)
学生割引:60元(約1,200円)
営業時間:8:30〜18:00(最終入場 17:00季節によって異なる)