こんにちは、アラフィフみつです。
今回は、美味しいお寿司を求めて小樽へ1泊2日の旅に出かけました。
小樽の街並みを散策しながら、日本一美味しくコスパが良い寿司店「政寿司」で新鮮な海の幸を堪能。宿泊は、旧小樽商工会議所をリノベーションした「OMO5小樽 by 星野リゾート」で、素敵な夜を過ごしました。(2023年11月)
今回は半日で満喫な小樽観光を紹介します。
小樽運河 歴史とロマンが息づく小樽の象徴
小樽と言えば小樽運河ですね。北海道小樽市を象徴する観光名所です。小樽は昔、商業港として繁栄をしていました。全長約1kmのこの運河は、1923年に完成し、石造りの倉庫群とともに、小樽の発展を支えてきそうです。当時、の運河は多くの船が行き交っていました。
最近は運河の役割は薄れ、1980年代には埋め立ての計画も持ち上がりました。市民の保存運動により、運河の一部が保存され、現在の観光地としての姿へ整備されました。
石畳の散策路やガス灯が設置され、ロマンチックな雰囲気が漂うエリアとなっています。
運河沿いにはカフェやレストラン、ショップが立ち並び、観光客に人気のスポットとなっています。小樽運河は、歴史的な価値と美しい景観を兼ね備えた、小樽観光のハイライトの一つです。
小樽運河倉庫群の石造倉庫のひとつです。
壁の石材は小樽近郊で採れる「軟石(なんせき)」で、火に強く倉庫に適しているそうです。
小樽ビール工場
小樽ビール工場は、クラフトビールの醸造所で、ドイツの伝統的な製法を取り入れた本格的なビール造りで知られています。1995年に創業されて以来、地元はもちろん観光客にも愛され続けています。
この工場では、ドイツの「ビール純粋令」に基づき、麦芽、ホップ、水、酵母のみを使用したビールを製造しています。
醸造にはドイツから輸入した設備を使用し、伝統的な技術と最新の設備が融合した環境でビールが造られています。
こちらは工場見学ができます。工場見学では、ビールの製造工程を間近で見ることができ、麦芽の香りやホップの苦味など、五感でビール造りを体験できます。見学の最後には、出来立てのビールの試飲も楽しめます。
また、工場に併設されたレストランでは、小樽ビールと相性の良い料理が提供されており、地元の食材を使ったメニューとともにビールを堪能できます。
小樽ビール工場は、小樽の歴史的な街並みとともに、ドイツのビール文化を感じられるスポットです。
小樽には見どころな歴史的建物がたくさん
日本郵船株式会社小樽支店
旧日本郵船株式会社小樽支店は明治時代のルネサンス風建築で、1906年(明治39年)に建てられたものです。国の重要文化財に指定されています。
旧北海雑穀株式会社
厚い石造りの外壁と、木製の雨戸(シャッター)が特徴で小樽が穀物取引の拠点として栄えた時代を象徴する建物です。
旧三井銀行小樽支店(現:小樽芸術村の一部)
三井銀行(現:三井住友銀行)の小樽支店として建てられ、小樽の経済を支える中核施設でした。
016年よりニトリが買収・修復し、「小樽芸術村」の一部として一般公開
当時の金融都市・小樽を象徴する建築のひとつ。昭和2年、東京駅を設計した辰野金吾の弟子が設計したものです。
外観は重厚な石造風ルネサンス様式で、威厳と格式を感じさせるデザイン。