こんにちは、アラフィフのみつです。
今回は友人と一緒に、大阪南港から鹿児島・志布志港までフェリー「さんふらわあ号」に乗って、1泊2日の船旅を楽しんできました。
宿泊したのは、快適さとプライベート空間を兼ね備えた「スイートルーム」。
移動時間を贅沢なひとときに変えてくれるのがフェリー旅の魅力です。
大阪では話題の観光スポットを巡り、鹿児島では桜島やご当地グルメを満喫。移動手段としてのフェリーではなく、「旅の一部」として楽しめる新しい旅のスタイルを体験できました。
この記事では、大阪から鹿児島へのフェリー旅の流れや、さんふらわあ号の船内の様子、おすすめの観光スポットまで詳しくご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。(2025年4月)
大阪、鹿児島1泊2日での旅 モデルプラン
- 1日目:東京から大阪へ
黒門市場 → なんば → 心斎橋 → 大阪城 → 大阪港 →フェリー - 2日目:フェリー → シャトルバスで鹿児島中央駅へ → 桜島 → 白クマ(むじゃき)
城山公園展望台 → 鹿児島中央駅で郷土料理 → 鹿児島空港 → 東京へ
とても充実した旅でしたので、お勧めです。
2日目の鹿児島観光を紹介します。
シャトルバスで志布志港から鹿児島中央駅へ
フェリーは鹿児島の「志布志港」に着きます。
志布志港から鹿児島の中心地「鹿児島中央駅」へはシャトルバスが運行されています。
人数制限があるので、フェリー予約時にシャトルバスを申し込んでおくのがお勧めです。
今回はキャンペーンでこのシャトルバスが無料でした。2026年3月31日まで無料だそうです。
志布志港まではシャトルバスで約2時間。途中トイレ休憩が1回あります。
鹿児島中央駅から桜島フェリー乗り場への行き方【バスでのアクセス方法】
鹿児島中央駅から桜島フェリー乗り場へ行くには、バスでのアクセスが便利です。
バスは鹿児島中央駅バスターミナル「東5番」または「東6番」から発車しており、「水族館口」停留所で下車。そこからフェリーターミナルまでは徒歩約5分です。
バスは一部、全国共通の交通系ICカード(Suica、PASMOなど)が使えないものもあるため注意が必要です。
鹿児島限定の交通系IC「RapiCa(ラピカ)」などは使用可能ですが、観光客は現金での支払いが確実です。現金の場合、バスの運転席横に設置されている両替機(1000円札のみ、新札が使えない場合もあるので注意)で小銭に崩して支払う形になります。
桜島フェリーの乗船方法と料金【ICカードは使える?】
「桜島フェリー」は、鹿児島市と桜島を結ぶ便利な交通手段で、おおよそ15分間隔で運航しています。観光客にも人気で、短時間ながら海上からの景色も楽しめます。
乗船時には改札やチケット購入は不要で、そのまま乗り込みOK。
運賃は桜島に到着してからの下船時に支払う仕組みです。
桜島側の下船口ではSuicaやPASMOなどの交通系ICカード、も利用可能ですが、混雑時にはIC端末の読み取りに時間がかかることがあります。
そのため、あらかじめ現金250円(大人料金)を準備しておくとスムーズに下船できます。両替機も設置されています。
桜島フェリーで楽しむ絶品うどん!並んででも食べたい理由
桜島フェリーの乗船時間は約10分ですが、その短い時間を利用して船内の「やぶ金」で絶品のうどんを楽しむことができます。
最近はSNSなどで話題になっており、特に混雑しているやぶ金。
驚くことに、この小さな船内のうどん屋を切り盛りしているのは、なんと一人の店員さんだけ!
私たちは出航の10分前から並び始め、前に約10人のお客様がいらっしゃいました。船が出航してからの提供となったため、うどんを楽しむのに必死で、景色を楽しむ余裕がなかったほど。
私は「ごぼ天うどん」、友人はそれぞれ「山菜温玉うどん」「やぶ金そば」を頼みました。
それでも、提供されたうどんは期待以上の美味しさで、短い航海の間に心も満たされました。
桜島フェリーの旅、グルメ体験も含めて、ぜひ一度楽しんでみてください。
桜島観光は周遊バス「サクラジマアイランドビュー」で効率よく!絶景スポットと見どころを紹介
桜島観光には、便利な周遊バス「サクラジマアイランドビュー」がおすすめです。一周約60分。周遊バス券(大人500円)を購入すれば、主要な観光スポットで途中気下車でき、効率よく巡ることができます。バスは約30分おきに運行してます。
まずは「烏島展望所」で下車し、雄大な桜島を間近に望みます。
そこから徒歩約10分で、2004年に開催された長渕剛さんのオールナイトコンサート跡地「赤水展望広場」へ。「叫びの肖像」という巨大なモニュメントが、桜島の溶岩を使って建てられており、力強い存在感を放っています。
続いて、「湯之平展望所」へ。ここは観光客が最も近くで桜島の火口に迫れる人気スポット。
バスがここで約10分間停車してくれるため、さっと下車して絶景を楽しみ、再び同じバスに乗車可能です。
観光を終えたら、周遊バスでそのままフェリー乗り場へ戻り、桜島とお別れ。短時間で桜島の魅力をしっかり堪能できる、満足度の高いコースでした。
桜島滞在時間(観光の所要時間)は約90分です。
鹿児島名物「白くま」の元祖はここ!天文館むじゃき本店で本場の味を堪能
鹿児島スイーツといえば、やっぱり「白くま」!
その元祖として知られるのが、天文館にある老舗店「天文館むじゃき本店」です。
かき氷の種類が沢山あります。
今回は「白くまベビーサイズ」を注文しましたが、それでも想像以上のボリューム感!レギュラーサイズだと食べきれるか心配になるほどの大きさです。
鹿児島観光の際には、ぜひ本場の「白くま」を味わってみてください。天文館むじゃき本店では白くまグッズも販売していました。
桜島の絶景を望む城山公園展望台へはバス移動がおすすめ!
鹿児島市内で桜島を一望できる絶景スポット「城山公園展望台」へ私たちは天文館むじゃき本店から徒歩で向かいましたが、約20分の道のりはなかなかのハードコース。
途中には照國神社もあり見どころはあるものの、この神社裏手から城山大階段という300段近い急な階段が続くため、体力に自信がある方以外にはあまりおすすめできません。
そのため、城山公園展望台へ行く際は、バスでのアクセスを強くおすすめします。
展望台からは、雄大な桜島と鹿児島市街を一望できるパノラマビュー!特に晴れた日は絶好のフォトスポットです。
郷土料理を堪能!アミュプラザの居酒屋「朝次郎」がおすすめ
旅の最後は、やっぱりご当地グルメで締めくくりたい!
鹿児島中央駅に隣接する「アミュプラザ鹿児島」5階のレストラン街にある居酒屋「魚菜や 朝次郎」で、鹿児島名物を満喫しました。
朝次郎は福岡や長崎にも展開する人気の居酒屋ですが、鹿児島店では地元の味がしっかり楽しめます。今回いただいたのは、
- 鹿児島名物のさつま揚げ
- ジューシーな黒豚のしゃぶしゃぶサラダ
- 新鮮な薩摩地鶏の刺身



どれも素材の味が生きていて、お酒との相性も抜群。旅の疲れを癒しつつ、最後まで鹿児島の魅力を味わえました。
こうして、1泊2日で大阪と鹿児島を巡る充実の旅は大満足で終了。美味しいものと絶景に出会える、素敵なルートでした!