幸せの国ブータン旅行へ!ブータンってどんな国?ブータンに行く準備は?

こんにちは。アラフィフみつです。

「幸せの国」と呼ばれるブータン。日本からの直行便はなく、入国にはビザや観光税も必要ですが、それでも一度は行ってみたい国ですよね。今回は、ブータンの現地旅行会社を通して個人手配で旅した体験を元に、ブータンの基本情報、行き方、手配方法、そしておすすめの旅行会社まで詳しくご紹介します!

幸せの国 ブータンってどんな国?

ブータンって、どこにあるの?幸せの国とは聞いた事があるけど…って正直そんあ感じですよね。ブータンはインドと中国に挟まれている国です。

ブータンの位置 インドと中国に囲まれた山間地帯

Screenshot

名 称: ブータン王国(Kingdom of Bhutan)
面 積: 38,394k㎡(九州の約1.1倍)
人 口: 約70万人
首 都: ティンプー(Thimphu)
言 語: ゾンカ語(公用語)、英語(教育用語)
国 教: チベット仏教
通 貨: Nu(ヌルタム)※インドルピーと等価、インド紙幣も使用可

ブータンは世界で唯一、チベット仏教(ラマ教)を国教としている国です。
チベット仏教は日本の一般的な仏教と同じで大乗仏教で、「他者の救済(菩薩道)」を重視しています。

ブータン観光名所 タクッアン僧院

そしてブータンは唐辛子消費世界一です。ブータンでは唐辛子を野菜として食べます。

ブータンは唐辛子の消費世界一

ブータンの季節とベストシーズンは?

ブータンには大きく分けて乾季(10月〜5月)と雨季(6月〜9月)があります。

  • 乾季(10月〜5月): 気候が安定して晴れの日が多く、観光に最適なシーズンです。特に10月〜11月、3月〜5月は気温も穏やかで、自然も美しく過ごしやすい時期です。
  • 雨季(6月〜9月): 雨が多くなります。ただし、短時間で降るスコールのような雨が中心で、観光が全くできないわけではありません。

私は乾季の時期に行きましたが、ブータンの空の青さと澄んだ空気に感動しました。旅の予定を立てる際には、ぜひ季節も意識してみてください。雨の中のトレッキングなんて…考えただけでも無理です。
しかし、雨季の方がツアー料金が安くなります。トレッキングメインでは無いのなら雨季も良いかと思います。

ブータン旅行は個人で手配できる?

ブータンは個人旅行ができない国です。事前にツアー会社を通して、ガイドとドライバーを旅行中ずっとつける必要があります。日本から出発するパックツアーもありますが、私は自分の行きたい日程がなかったため、今回は個人で手配しました。

ブータンは個人旅行ができないので現地の旅行会社に直接依頼するという方法です。私がお願いしたのは、ドゥルックサクラツアーズ(Druk Sakura Tours)というブータンの旅行会社です。日本語対応が可能で、とても親切で丁寧な対応をしていただきました。ガイドさんもドライバーさんもとても素敵でした。またブータンに行くときは絶対ドゥルックサクラツアーズで手配します!

興味のある方は、ぜひ検討してみてください。

ブータンへの行き方 ブータンへの飛行機

ブータンへは日本からの直行便がありません。タイ・バンコク、シンガポール、インドなどで飛行機の乗り継ぎが必要です。

私は慣れているバンコク経由でブータンへ入国しました。これが最も一般的なルートです。

バンコクからブータン・パロ空港へは、2つの航空会社が運航しています:

Druk Air(国営航空会社)
  • バンコク 5:00発 → パロ 7:15着
  • パロ 16:20発 → バンコク 20:30 or 22:00着(バグドグラ経由便あり)
Bhutan Airlines
  • バンコク 6:35発 → パロ 9:55着(コルカタ経由、機内待機)
  • パロ 10:35発 → バンコク 16:05着(コルカタ経由、機内待機)

料金はどちらもエコノミー往復で約1,000USドル(時期により変動)。

Druk Airのほうが到着時間が早いため、現地滞在時間を重視する方にはおすすめです。
日本とバンコクの飛行機の時間で選ぶのが良いですね。

ブータン旅行には観光税が必要!ブータンへはビザも必要!

ブータンに入国するには、観光税が必要です(インド人を除く)。

この観光税があるおかげで観光客の数がコントロールされ、環境や文化が守られているんです。

  • 観光税: 1人1泊あたり100USドル
  • ビザ代: 40USドル(旅行会社が手配)

ビザは個人で取得することも可能ですが、旅行会社にお願いしても料金は変わりません。しかも旅行会社にお願いした方が確実で手間も省けます。

ブータンビザ取得に提出するものは

  • 個人情報を記載した書類
  • 証明写真(スマホで撮ったものでOK)

ブータンビザ取得後、旅行会社よりPDFでビザが送られてくるので、印刷して持参しましょう(白黒でOK)。飛行機のチェックイン時とブータン入国時に必要です。

ブータン観光パッケージの内容と料金

ブータン旅行に際して、旅行会社を通して支払うパッケージには、以下が含まれています。

  • ガイド(英語)日本語ガイドを依頼すると 1日約50USドル
  • 専属ドライバー
  • スタンダードホテルの宿泊費
  • 一日3食の食事代

※現地での観光地入場料や追加の飲食代は別料金です

以上が含まれる観光パッケージ料金:は1泊250USドルです。
ドライバーさんの運転は安全運転で、ガイドさんの説明はとても親切丁寧でした。ホテル代も込で一日にこの料金なら納得です。

ブータンの電源と充電について

ブータンの電源プラグはネットで調べると様々な情報が出てきますが、私は首都ティンプーとパロの2つのホテルに宿泊して、どちらもUSBポート完備でした。

観光客向けのホテルにはUSB対応の設備がある場合が多いですが、ホテルが決まったら旅行会社に確認しておくのがおすすめです。

ブータン旅行は他の国に比べて少しハードルが高く感じるかもしれません。でも、実際に訪れてみるとその分だけ深い感動が待っています。

澄んだ空気、美しい自然、人々の穏やかな笑顔、そしてチベット仏教を通して「幸せ」を大切にする国のあり方に心が洗われました。