天岩戸神社と天安河原へ!日本神話の聖地を巡る

宮崎県高千穂町にある、日本最古の神話の舞台「天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)」と「天安河原(あまのやすかわら)」へ行ってきました。
太陽の神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れたとされる伝説の地は、足を踏み入れた瞬間に空気が変わるような、神秘的なパワーに満ちた場所です。

パワースポット天岩戸神社の東本宮と不思議な「七本杉」

高千穂バスセンターから路線バスで約15分、日本神話の聖地「天岩戸神社」に到着します。
天岩戸神社には岩戸川を挟んで「東本宮(ひがしほんぐう)」と「西本宮(にしほんぐう)」の二つのお宮がありますが、私はまず、比較的静かな空気が流れる東本宮から参拝しました。

天岩戸神社の東本宮、西本宮、天安河原の位置関係がわかる、境内の全体案内図

東本宮は、天照大神が岩戸から出られた後に、最初にお住まいになった場所を祀っているそうです。

天照大神が岩戸から出て最初に住まわれた場所とされる、静寂に包まれた天岩戸神社の東本宮

東本宮の参道に一歩足を踏み入れると、立派な杉並木が迎えてくれます。凛とした空気が流れます。本殿の奥へ進むと、有名なパワースポット「七本杉」が現れます。

東本宮の奥にそびえる、根元がつながった神秘的な「七本杉」。強力なエネルギーを感じる巨木

これは7本の巨大な杉が1箇所に集まって根元がつながっているという、非常に珍しい巨樹です。圧倒的な生命力を感じました。

天岩戸神社西本宮で体験!神職さんが案内する「天岩戸」拝観ツアー

次に向かった天岩戸神社の西本宮は、天照大神がお隠れになった洞窟「天岩戸(あまのいわと)」を御神体としてお祀りしています。

天岩戸を御神体として祀る西本宮。授与所があり、多くの参拝客が訪れる神聖な拝殿

天岩戸神社の西本宮には授与所があり、御朱印もこちらでいただくことができます。西本宮の最大の見どころは、通常は立ち入ることができない「御神体拝所」への案内ツアーです。天照大神がお隠れになった伝説の岩穴を、川の向かい側から直接拝むことができる特別な体験です。

この案内ツアーは予約不要で、毎時00分と30分の30分おきに開催されています。西本宮の拝殿横にある「休憩所(待合所)」で待っていると、神職さんが声をかけてくださり、団体で歩いて御神体拝所へと向かいます。約20分間のツアー中、神職さんが日本神話の物語をわかりやすく解説してくれるのですが、そのお話がとても興味深かったです。残念ながら「天岩戸」そのものは写真撮影が一切禁止されていますが、自分の目にしっかりと焼き付けたその光景は、どんな写真よりも深く心に残りました。

天岩戸神社の境内に立つ、日本神話の主神である天照大神(あまてらすおおみかみ)の石像

神秘の洞窟「天安河原」で石を積み八百万の神々に祈る

西本宮から川沿いの遊歩道を10分ほど歩くと、さらに強力なパワースポットとして知られる「天安河原(あまのやすかわら)」にたどり着きます。

ここは、天照大神が岩戸に隠れて世界が暗闇に包まれた際、八百万(やおよろず)の神々が集まって「どうやって天照大神に出てきてもらうか」を相談したと言い伝えられている巨大な洞窟です。

八百万の神々が集まったとされる大洞窟「天安河原」。無数に積まれた石が神秘的な雰囲気を醸し出す

洞窟に近づくにつれ、空気の温度が一段下がったような、不思議な感覚に包まれます。洞窟内には、参拝者が願いを込めて積み上げた無数の石が広がっており、その光景は息を呑むほど神秘的。

私も、静かに自分自身と向き合いながら石を積み、神々へ祈りを捧げました。

天岩戸神社と天安河原への公共交通機関でのアクセス

高千穂の移動は、車の運転をしない私のような旅人にとって、バスの時間を把握することが最大のポイントになります。高千穂バスセンターからは、天岩戸神社行きの路線バスが1時間に1本程度運行されていますが、本数が限られているため、事前に時刻表をチェックして計画を立てるのが賢明です。また、天安河原への遊歩道や東本宮への参道は砂利道や坂道が多いため、足元は歩きやすいスニーカーが必須です。

天岩戸神社と天安河原を巡る旅は、日本神話の息吹を肌で感じ、心身ともにエネルギーを充電できる素晴らしい体験でした。