こんにちは、アラフィフみつです。
年末年始に6泊9日でトルコを旅してきました!(2024年12月〜2025年1月)
実は半年前から大人気のトルコドラマ『オスマン帝国外伝』にドハマり中。その世界観を満喫するため、歴史スポットや絶品グルメを巡る旅へ!
今回は、このドラマの主人公、スレイマンとヒュッレムの愛娘ミフリマーフ(太陽と月の意味)の為のモスクミフリマーフモスクの魅力をたっぷりご紹介します。
ミフリマーフスルタンモスクの歴史と建築の魅力
イスタンブールには、オスマン帝国の歴史を象徴する数々のモスクがありますが、その中でもミフリマーフモスク(Mihrimah Camii)は特別な存在です。
このモスクは、スレイマン皇帝の愛娘であるミフリマーフスルタンのために建設されました。
彼女はスルタンの娘でありながら政治的な影響力も持ち、オスマン帝国の歴史に名を刻んだ女性の一人です。
ミフリマーフモスクは、オスマン建築の巨匠であるミマール シナンによって設計されました。
彼はオスマン帝国で数々の壮麗なモスクを手がけた天才建築家であり、スレイマンモスクやセリミエモスクなどを設計したことでも知られています。
ミマール シナンはドラマ「オスマン帝国外伝」にも登場していますね。
イスタンブールには、ミフリマーフの名を冠したモスクが2つあります。
一つはヨーロッパ側のエディルネカプ地区にあるもの、もう一つはアジア側のウスキュダル地区にあるものです。
ミフリマーフモスクの特徴は、他のオスマン建築とは異なる開放的で優雅なデザインにあります。大きな窓から差し込む光がモスク内を明るく照らし、まるでミフリマーフ スルタンの名が意味する「太陽と月」のように、光と影の美しいコントラストを生み出します。まるで彼女自身の存在を象徴するかのようなデザインは、ミマール シナンの建築的な愛情表現とも言われています。
ミフリマーフ・スルタンとミマール・シナンの秘められた想い
トルコドラマ「オスマン帝国外伝」では、スレイマンの娘であるミフリマーフが登場し、宮廷内での政治的な役割が描かれています。
彼女は単なるスルタンの娘ではなく、父であるスレイマンの信頼を受け、外交や宮廷政治にも関与しました。
そんなミフリマーフには、ある伝説が残されています。それは、モスクを設計したミマール・シナンが彼女に秘かに恋をしていたという話です。
ミマール・シナンはすでに結婚していましたが、ミフリマーフに対して特別な感情を抱いていたと言われています。
特に興味深いのは、エディルネカプのミフリマーフモスクとユスキュダルのミフリマーフモスクが、それぞれ朝日と夕日が特定の日にぴったりと重なる位置に建てられていることです。
これがミマール・シナンの秘めた想いの表れではないかとも言われています。
最初に建設されたユスキュダルのミフリマーフモスクへ
イスタンブールのアジア側、ユスキュダルにあるミフリマーフモスクは、ユスキュダル桟橋のすぐ近くにあり、ユスキュダルエリアのシンボル的存在です。
ユスキュダルにはイスタンブールのヨーロッパ側からフェリーで向かいます。
ミフリマーフモスクはフェリーターミナルからすぐです。
エディルネカプにあるミフリマーフモスクよりも小さめですが、中は驚くほど美しく、アーチを彩る鮮やかな緑色が印象的です。
先に建築されたユスキュダルのミフリマーフモスクは、取り込まれる光が少ない設計で、ミフリマーフはシナンに不満をもらしたと言われています。
しかし、私たちが訪れた時は曇り空でしたが、ステンドグラスがとてもきれいでした。
ユスキュダルのミフリマーフスルタンモスク
拝観時間:9:00~18:00(礼拝時間を除く)
休館日:なし
入場料:無料
スレイマンの娘であり、宮廷政治に関与したミフリマーフ スルタンの足跡をたどる旅として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
トルコといえばサバサンド!本場の味を食べてみて!
トルコ料理といえばサバサンドですね!
サバサンドは日本ではテレビでタモリさんがレシピを紹介して有名になりましたね。「孤独のグルメ」でもサバサンドを文京区根津の居酒屋で五郎さんが食べてました。
そんなサバサンド、もともとはトルコの料理です。トルコでは昔から焼いたサバをパンにはさんだ、サバサンドを食べています。
私は25年前に初めてイスタンブールでサバサンドを食べた時、サバをパンに挟むという事で、ビックリしましたが、とても美味しいかった思い出がります。
サバサンドのお店はイスタンブールのヨーロッパ側にもたくさんあるのですが、こちらユスキュダルにも美味しいサバサンド屋があります。
お勧めはSARAY CAFE
店の外でサバを焼いています。美味しそうな匂いがします。
サバサンド、もう一個食べたくなってしまうくらいに美味しいです。
サバの塩焼きとパンが本当に合うのです!
是非、食べてみてください。